hisanoriblog Written by Hisanori

【手話ゲーム】カラージャッジゲーム『色も単語形成の基盤です』

中級者向け 手話ゲーム

・ 色の手話表現を学べるゲームを知りたい
・ 他人が行う色に関する手話を学びたい
・ 色の手話をゲームに取り入れたい

これらの疑問や悩みについて解決します。

こんにちは、ヒサノリです。

この記事では、手話の色彩表現を用いた手話ゲームを紹介しています。
「色の手話を学びたい」「関連用語の手話も覚えたい」という人には特におすすめです!

この記事を書いている僕は、学生時代の手話サークルで手話ゲームを色々企画していました。手話におけるゲーム種類の少なさに違和感を感じていたので、なるべくユニークな手話ゲームを随時紹介しています。詳しいプロフィールはこちらをどうぞ。

手話ゲームを紹介するにあたって、以下の流れで解説していきます。

  1. 概要
  2. 個人戦のルール
  3. チーム戦のルール
  4. ポイント
  5. 色の探し方

手話ゲーム「カラージャッジゲーム」

概要

このゲームは『出題側が決めたテーマの色を、3つのヒントから推測する』という内容です。

色に関する手話表現を覚えておくと、他の様々な表現を覚えるのにすごい便利!
例えば、マグロ・カラス・サバ・森などの手話が覚えやすくなります。

この機会に、色と関連用語をまとめて学べるゲームをしてみましょう。

  • 難易度  :★★★☆☆
  • 対象年齢 :全年齢対象
  • 手話レベル:中級〜上級
  • 必要なもの:特になし
  • メリット :色に関する手話表現、連想する単語表現の学習
  • 注意点  :難しすぎる色をテーマにすると盛り下がる可能性あり

個人戦のルール

  1. 出題側と回答側に分かれる
  2. 出題側は自分の中でテーマとする色を1つ決め、その色に関するヒントを3つ考える
  3. 出題側は回答側にヒントを1つずつ手話で提示
  4. 回答者は全てのヒントを読み取り、出題側が決めたと思われるテーマの色を手話で回答
  5. 当てられたらポイントゲット、当てられなかったらポイントなし
  6. 役割を入れ替えて行う
  7. 最終的にポイントを多く獲得した方の勝ち

チーム戦のルール

  1. 参加者を複数のチームに分け、2チームで1ペアになるようにする
  2. 出題チームと回答チームになるように両チームは相談して決める(※事前に企画側が決めてもOK)
  3. 出題チームはテーマとする1つの色をチーム内で相談して決め、その色に関するヒントを3つ考える(※企画側の指定した制限時間内に考える)
  4. 3つのヒントにはそれぞれレベルを設け、そのレベルに適したヒントを考える(①一部のコアな人のみが分かるヒント②一定数の人が分かるヒント③多くの人が分かるヒント)
  5. 相談時間終了後、回答チームに1つずつヒントを提示する。1つ提示するごとに回答チームには回答時間を15秒程度与える
  6. 回答チームの解答権は3回のみとし、どの段階のヒントで正解できたかに応じてポイントが変わる(①10ポイント②5ポイント③1ポイント)。3つ目のヒントでも正解できない場合はポイントなし。
  7. 役割を入れ替えて交互に何度か行い、最終的にポイントが高かったチームの勝ち

ポイント

色彩における手話表現のバリエーションを増やし、ヒントで関連用語の練習も可能です。

まさに一石二鳥のゲーム!

提示するヒントは、テーマの色に関係している内容ならどんなものでもOK!

「〇〇に使われている」から「今この部屋にあります!」みたいなものまで、幅広く考えると楽しいと思います。

また、お題にしたい色の手話表現が分からない場合は、最終的に指文字で解答発表をした後に皆で手話表現をシェアするのがおすすめ!

ただし、マイナーすぎる色をテーマにしない方がベター

例えば、「若草色」「牡丹色」など。
それ何色だよ〜!?と反感をくらうかもしれません。笑

一般的に知られている色をチョイスすると、ヒントも考えやすいです!

色の探し方

テーマの色を考えろと言われても、思いつかない…

という人のために、最後に色を調べられるサイトを紹介しておきます。

以下のサイトでは細かく色が載っています。
もし、あらかじめ決めておきたければ参考にしてみてください!!