hisanoriblog Written by Hisanori

【経験則】日本の指文字における由来リスト「覚えやすいものを厳選」

JSL 指文字

これらの疑問や悩みを解決します!
  • 指文字学習に便利な由来を知りたい
  • 手話表現と絡めた由来を知りたい
  • 由来や語源の探し方を教えてほしい
  • こんにちは、ヒサノリです。

    この記事では、指文字の由来について解説します。

    指文字の学習をしているとき、どんな経緯でそれぞれの形になったのか疑問に感じる人も多いでしょう。

    この記事を読んでいる方は、指文字がなかなか覚えられないので由来を理解したいと思っていませんか?

    その考えは指文字学習において大正解です!

    指文字を早く覚えるコツは由来を理解すること。
    実際に僕は由来を理解した結果、1週間で指文字を全て覚えることができました。

    僕は学生時代から手話を学習し、独学で日常会話レベルまで到達しました。
    
    現在も暇さえあれば手話について調べたり勉強しています。詳しくはこちらをどうぞ。

    というわけで、指文字の由来について見ていきましょう!

    本記事の内容

    日本の指文字における由来リスト

    日本の指文字における由来リスト

    以下に僕が指文字を覚える際に用いた由来をリスト化しました。

    あ行


    • 「A」と同じ表現
      「アジア」の手話表現に使われる

    • 「I」と同じ表現
      「妹」の手話表現に使われる

    • 正面から見ると「U」の形に似ている

    • 横から見ると「E」の形に似ている

    • 「O」の形そのもの

    か行


    • 「K」の形に似ている

    • 「キツネ」の形に似ている

    • 数字の「9」と同じ表現

    • 「毛虫」の手話表現に使われる

    • 横から見ると「コ」の形に似ている

    さ行


    • 横から見ると「S」の形に似ている

    • 数字の「7」と同じ表現

    • 「ス」の形に似ている

    • 「背骨」のイメージから「せ」

    • 「それ」のイメージから「そ」

    た行


    • 「ダメ」の手話表現と近いから「た」

    • 「チ」に似ている
      「チーズ」と同じ表現だから「ち」

    • 「ツ」に似ている

    • 「手」そのもの

    • 戸をノックする仕草に似ている

    な行


    • 「n」に似ている

    • 数字の「2」と同じ表現だから「に」

    • 「盗む」と同じ表現だから「ぬ」

    • 「根っこ」の形に似ているから「ね」

    • 「ノ」を空書きしている

    は行


    • 「h」を横にしたように見える
      ハサミの「は」

    • 「人差し指」の「ひ」

    • 「フ」に似ている

    • 「ヘ」に似ている

    • 「船の帆」の「ほ」

    ま行


    • 「m」に似ている

    • 「ミ」に似ている
      数字の「3」と同じ表現

    • 数字の「6」と同じ表現
      正面から見ると「ム」に似ている

    • メガネや目の仕草と似ている

    • 「同じ」と同じ表現から「私も」の「も」

    や行


    • 「Y」に似ている

    • 温泉マークの湯気に似ているから「ゆ」

    • 数字の「4」と同じ表現

    ら行


    • 「ラーメン」と同じ表現だから「ら」

    • 「リ」に似ている

    • 「ル」に似ている

    • 「レ」に似ている

    • 「ロ」に似ている

    わ行


    • 「W」に似ている

    • 「小さい お」と考える

    • 「ン」の形を表現

    その他

    • 小文字
      「を」と同じ要領
    • 濁点
      濁点を付けた読み方が「引きずる感じ」を表現
    • 半濁点
      半濁点を付けた読み方が「跳ねる感じ」を表現
    • 伸ばし棒
      そのまま「伸ばし棒」を表現

    いかがでしたか? ちょっと変わった覚え方もあったかなと。笑

    自分が理解しやすい由来や語源を探す

    自分が理解しやすい由来や語源を探す

    アルファベットから離れてみるのもあり

    指文字を覚えるときは、自分の理解しやすい由来や語源を探すのがおすすめ!

    そもそも日本の指文字における語源は英語のアルファベットです。そのため、人によってはアルファベットに関する由来や語源しか教えてくれない人も多いです。

    それはとても正しいことですし、ルーツを知っておいて損はないです。

    ただ、覚えにくい・理解しづらいと感じる人も多いはず!

    ※日本の指文字に慣れていない人の多くは、アメリカ手話の指文字にも慣れていないことがほとんどだから。

    だからこそ、各自が理解しやすい語源や由来を見つけることは、指文字学習の効率を上げる1つの手段といえるわけです。

    では、どうやって自分が理解しやすい語源や由来を探せばよいのか?

    手話表現や日常とリンクさせる

    探す方法は、主に以下の2つ。

    • 手話と並行して学習し、指文字を絡めた手話表現を覚えてみる
    • 日常的に指文字を使ってみる

    手話には指文字を使った表現も多く、そういった手話は指文字の文字と掛け合わせているケースがほとんど。

    これらを辞書などで調べれば、指文字学習の由来として理解しやすいものが見つかったりします

    また、日常で視界に入る文字を片っ端から指文字にしていくのもあり!

    指文字を日常に溶け込ませると自然に理解度が深まるはずです。

    以下の記事で、指文字を早く覚える学習方法を解説しています。指文字を覚えるのにあまり時間をかけたくないという人は、ぜひご覧ください!