【漫画】鬼滅の刃「煉獄零巻」の指文字を解読『つぎはあ』
こんにちは、ヒサノリです。
この記事では、鬼滅の刃「煉獄零巻」「煉獄零話」に登場する指文字の解読結果を解説します。
煉獄杏寿郎の初任務を描いたストーリーに指文字が出てきて、興味をもった人も多いでしょう。
ただ、この記事を読んでいる方は、「何と読み取れるのかな? “おと”かな?」と半信半疑の眼差しを向けていませんか?
厳密に言うと、現代指文字では解読不可能です!
当時の時代背景を考慮した解読が大切。
指文字の歴史も理解する必要があります。
それでは、煉獄杏寿郎が読み取った指文字の内容を見ていきましょう!
本記事の内容
- 煉獄杏寿郎のセリフから種類を特定
- 鬼殺隊の指文字を人数と同時に解読
- 不足部分を推測して結果を導く
指文字を解読「日本初の指文字」
先に結論から言うと、『つぎはあ』という言葉になりました。
これだけだと意味不明ですよね…。笑
この結果にたどり着いた経緯を順に解説していきます!
1. 煉獄杏寿郎のセリフから種類を特定
はじめに、煉獄杏寿郎が鬼に向かって発した言葉に注目します。
仲間が指文字でお前の能力を示してくれていた
ジャンプコミックス「零 煉獄零巻」の漫画より
みんな体が思うさま動かない中で
断片的な情報だったが俺には十分だった
このイケてるセリフから2つのことが分かります。
- 現代で日常的に使われている指文字(大曽根式)ではない
- 日本で最初の指文字(古河式)である可能性が高い
そもそも現代に普及する指文字(大曽式)は、昭和時代に発表されたもの。対して日本初の指文字(古河式)は明治時代に発表されています。
現代指文字での解読は不自然ですよね。
煉獄杏寿郎が読み取っていることが何よりの証拠であり、バックグラウンドに「海外留学経験あり!」みたいなものもありません。
以上のことから、この鬼殺隊が用いている指文字は「日本で最古の指文字といわれる古河式」の可能性が非常に高いと言えます。
補足
2. 鬼殺隊の指文字を人数と同時に解読
次に、鬼殺隊の指文字を古河式指文字表と見比べて似たものを探します。
漫画では確認できる範囲で5人の指文字が写っています。
それぞれ2択まで絞った結果がこちら!
- 隊士1:つ、る
- 隊士2:に、濁音
- 隊士3:き、る
- 隊士4:は
- 隊士5:あ、ち
※隊士番号は漫画の描写に出てきた順に振ってます。
また、鬼のセリフから現場に倒れている鬼殺隊は9人です。
あと4文字は推測するしかありません。笑
3. 不足部分を推測して結果を導く
これらの情報を踏まえ、読み取れそうな指文字は「つぎはあ」になりました。
これにたどり着いたポイントは、こんな感じ。
- 鬼は音を用いた攻撃手段を使い、相手の神経を狂わせる
- 指文字は断片的な情報になっている
- 煉獄杏寿郎が鼓膜を破る動作をしている
倒れている隊士の指位置・順番・杏寿郎のセリフなどを考慮すると、「つぎはあ」という言葉が的確なはず。
そして、現場状況・倒れた鬼殺隊が何を伝えたいか・煉獄杏寿郎の所作などを最大限に考慮し、最適な9文字になるよう推測した結果がこちら!
「おとがつぎはある」→「音が次はある」
濁点も含めて9文字。
「聴覚や音」に関係したワードになると思い、この結果にたどり着きました!
まとめ
まとめ
- 煉獄零巻にでてくる指文字は、日本最初の指文字(古河式)の可能性が高い
- 古河式の指文字として読み取ると、「つぎはあ」になる
- 現場状況などを考慮すると、「音が次はある」になる
煉獄杏寿郎が読み取った内容は「音が次はある」だと僕は信じています!
最後に、レビューが高めのグッズを紹介しておきます。
気になるものがあったらぜひどうぞ!