【手話ゲーム】ナンバーバトル『手話対決、ここに開幕!』
・ 色々な手話表現を使うゲームがしたい
・ ドキドキする対戦形式の手話ゲームがしたい
・ 手話上級者でもやりがいのあるゲームを知りたい
これらの疑問や悩みについて答えます。
こんにちは、ヒサノリです。
この記事では、自分の知っている手話知識を駆使するバトルゲームを紹介しています。自分の手話ボギャブラリーを存分に試したい人は特におすすめです!
この記事を書いている僕は、学生時代の手話サークルで手話ゲームを多く企画していました。手話におけるゲーム種類の少なさに違和感を感じていたので、なるべくユニークな手話ゲームを随時紹介しています。詳しいプロフィールはこちらをどうぞ。
手話ゲームの紹介にあたって、以下の内容で解説していきます。
- 概要
- 個人戦のルール
- チーム戦のルール
- ポイント
手話ゲーム「ナンバーバトル」
概要
このゲームは『2人1組のペアで手話をし、その指の数に応じて勝敗を決める』という内容です。
手話の知識量が勝敗の鍵なので、手話の上級者は腕がなりますね!
- 難易度 :★★★★☆
- ゲーム種目:個人戦・チーム戦 両方可能
- 対象年齢 :全年齢
- 手話レベル:中級〜上級
- 必要なもの:参加者(またはチームごと)のトーナメント表
- メリット :様々な手話表現の学習と復習、読み取り力の向上
- 注意 :対戦相手との手話知識量に差があり過ぎると盛り上がりにくい
個人戦のルール
- 参加者を2人1ペアになるようにペアを組む
- 2人で向かい合う(※テーブルが用意できるならテーブルを挟んで立つ or 座る)
- 司会がお題として「両手」または「片手」のどちらかを指定する
- 「両手」の場合→全参加者は両手で行える手話表現をしなければならない、「片手」の場合→全参加者は片手で行える手話表現をしなければならない
- 20秒の間に全参加者はお題に沿った手話表現を考える
- シンキングタイムが終了後、各々片手で手話の「3」を表現する
- その後、相手と息を合わせて「3…2…1」と指の数を減らしながらタイミングを合わせ、「1」の次に先ほど自分が考えた手話表現をお互い同時に行う
- その際の手話表現における指の数で勝敗が決まる(※勝敗の指数ルールについては下方に別途記載)
- 3〜8番を繰り返し何度か行う
- 相手に勝った人は勝ち上がった他の人とバトルし、負けた人は負けた他の人とバトルする
- 最終的にトーナメントでトップになった人の勝ち
チーム戦のルール
- 参加者を複数のチームに分ける
- 2チームで1ペアになるようにペアを組む
- チームごとに対戦順番を決める
- 各チームで1番目の人同士は向かい合う(※テーブルが用意できるならテーブルを挟んで立つ or 座る)
- 上記の個人戦ルール(3〜8番)と同じようにバトルを行う
- 1番目の人同士が終了したら、次の対戦順番の人同士でバトルをする
- 最後の順番の人まで終了したら、勝った人が多かったチームが勝ち上がる
- 相手チームに勝ったチーム同士でバトルをし、負けたチームは負けたチーム同士でバトルをする
- 最終的にトーナメントでトップになったチームの勝ち
ポイント
このゲームの勝敗条件である「指の数」については、以下のルールで勝ち負けが決まるものとします。
- 片手:0 < 1 < 2 < 3 < 4 < 5 < 0
- 両手:0 < 1 < 2 < 3 < 4 < 5 < 6 < 7 < 8 < 9 < 0
「0」は手が「グー」の状態での手話表現で、「1」は指を1本だけ立てている状態での手話表現を表しています。
同じように「2」〜「9」は、それぞれ立てている指の数を表します。
例えばお題が「片手」であれば、1は0に勝てるが2〜5には負けるというルールです。
このルールのもとで手話表現を互いに発表し、その指の数に応じて勝敗が決まるというわけです。
そのため、事前に参加者の手話レベルを確認できるのであれば、レベルが近い相手との対戦に設定するなどもありですね!
また、お題を「片手」や「両手」だけでなく、プラスαとして「挨拶系の手話表現のみ使用可能」や「飲食物の手話表現のみ使用可能」などアレンジを加えるのもOK!
お題の出し方によって難易度を自由に変えられるので、ぜひ色々試してみてください!