【初心者必見】手話とジェスチャーの違いとは?『メインかサブか』
・ 手話とジェスチャーの違いが知りたい
・ 違いについて説明できるようになりたい
・ 手話がジェスチャーにしか感じない
こんにちは、ヒサノリです。
これらの悩みを解決するために、今回は手話とジェスチャーの違いについて説明していきます!!
手話とジェスチャーの違いについて簡潔に説明できるようになり、ジェスチャーと手話を明確に切り分ける思考が身に付きます。
特に手話初心者は必見です。
明確に説明できる人は少数派なので、この機会に堂々と解説できる立場を目指してみてください!!
手話とジェスチャーの違い「メインかサブか」
結論を言うと『手話はメインで、ジェスチャーはサブ』です。
これを理解するには、自然言語というキーワードと併せて考えれば分かりやすいかなと思います。
手話はメイン
手話がメインだと言える理由は「自然言語の1つだから」です。
自然言語を一言で言えば「日常的に話す言語のことで、時代や世代とともに変化していくもの」。プログラミング言語のような人工言語とは違います。
手話は実際の動作を手の動きや指の形で再現しているものではなく、伝えたい内容そのものを手や指を使って情報伝達します。
つまり、メイン(中心的なもの)。
手話はそれ自体が伝達したい情報であり、中心のものです。
ジェスチャーはサブ
一方、ジェスチャーは自然言語ではありません。
ジェスチャーは手話と違って、実際の動作を手の動きや指の形で再現します。
基本的に何か言いたいことや伝えたいことを補助する目的として体を動かす、あるいは体が自然に動くのが本質です。
つまり、サブ(補助的なもの)。
本当に伝えたいことはジェスチャーで補助している言葉の内容です。
これこそ、手話とジェスチャーの明確な違うポイントであると言えます。
なので余談ですが、手話はパントマイムとも当然異なります。
まとめ
最後にまとめます。
- 手話は自然言語である
- 手話はそれ自体が伝達する内容そのもの
- ジェスチャーは自然言語ではない
- ジェスチャーは基本的に何か伝えたい言葉の補助的な役割として用いるもの
ジェスチャーからヒントを得た手話表現はあると思いますが、手話はジェスチャーとは全く別物です。
ぜひ、手話とジェスチャーを混同している人が周りにいたら、以上を踏まえて解説してみてください!!