【日本全国】手話教室大全「望む手話教室への手引き」
・ 地元付近に手話教室があるのか知りたい
・ オンライン対応の手話教室を探している
・ 初心者向けの手話教室を知りたい
・ 資格取得対策のある手話教室を探している
・ 移住先に手話教室があるのか知りたい
これらの疑問や悩みを解決します。
こんにちは、ヒサノリです。
この記事では、日本全国の手話教室を一覧にまとめています。
各地方ごとに分類し、手話教室の選ぶコツなども同時に解説します。
この記事を書いている僕は、学生時代に手話サークルに所属していました。
手話の言語性に惚れ、自由さと美しさに感動し、独学で日常会話レベルまで到達しました。現在も暇さえあれば手話について調べたり勉強したりしています。詳しくはこちらをどうぞ。
これから手話を学ぶ初心者、ある程度慣れている上級者にとっても有益な情報だと思います。この記事で皆さんが求める手話教室が見つかることを祈っています。
それでは、日本全国の手話教室についてみていきましょう!
本記事の目次
手話教室大全
さっそくですが、日本全国の手話教室一覧は以下の通りです!地方ごとに分割し、オンラインのみの教室は別枠でまとめました。
※以下は長期的・継続的に学習できる手話教室をまとめています。期間限定、自治体の講座やサークルなどは除外。(随時更新もしていきます)
北海道
- みらいねっと手話教室
出張教育あり、手話歌等の振り付け教室あり - 札幌聴覚障害者協会 手話教室
初心者向けが中心 - NPO法人手の話
初級〜中級向け
東北地方
- 秋田カルチャースクール駅前校(秋田県)
- 手話塾SIGN(岩手県)
手話通訳士から学べる - 仙台青葉カルチャーセンター(宮城県)
関東地方
- 手話寺子屋 東京教室(東京都)
ろう者から学べる、オンライン可能、幅広いコースあり - NOK SIGN CLUB(東京都)
ろう者から学べる、マンツーマン形式 - 華乃樹(東京都)
手話通訳士から学べる、マンツーマン形式 - NA花井盛彦手話教室(東京都)
ろう者から学べる、オンラインあり、幅広いコースあり - テンダー手話教室(東京都)
学習者の母語で学べる、語彙力を重視 - 調布カルチャーセンター(東京都)
- 手話フレンズ(東京都)
オンライン可能、初級から通訳コースまであり - ヨークカルチャーセンター八柱(千葉県)
- レインボー手話教室(神奈川県)
初心者向け、聴者のアシスタントあり - 相模原カルチャーセンター(神奈川県)
中部地方
- リバーシティカルチャーセンター(山梨県)
- NPO法人名古屋ろう国際センター(愛知県)
手話技能検定合格サポートあり、手話歌教室もあり - 手話寺子屋 名古屋教室(愛知県)
ろう者から学べる、オンライン可能、幅広いコースあり
近畿地方
- 手話寺子屋 大阪教室(大阪府)
ろう者から学べる、オンライン可能、幅広いコースあり - 関西手話カレッジ(大阪府)
ろう者から学べる、幅広いコースあり - ミライロ・コネクト Club(大阪府)
初級から通訳士コースまであり - 大阪よみうり文化センター(大阪府)
中級向け - 手話教室ダンドリオン(大阪府)
ろう者からも学べる、幅広いコースあり - 奈良カルチャーセンター(奈良県)
- 手話Cafe&Bar運営団体 Knot
視覚イメージ指導、マンツーマンや少人数制等もあり
中国地方
- 広島カルチャーセンター(広島県)
オンライン
- 手話あいらんど手話教室
初心者向け - NPO法人ホープ 手話教室
マンツーマンやグループ形式あり、ろう者から学べる - Y-SMILE株式会社 プチ手話教室オンライン
内容要望の考慮あり、手話歌もあり - 一般社団法人手話エンターテイメント発信団oioi 手話教室
初心者から受講可能、体を動かすこともあり - DeafLinks 藤乃
スマホを使った指導 - Cheer up オンライン手話レッスン
初心者から検定対策まであり
いかがでしたか?
手話教室にもいろいろな形態があることが分かりますよね。
ただ、どこの手話教室が自分に合っているのか迷う人も多いかなと思います。なので、手話教室を探すコツも紹介しておきます!
手話教室を探すコツ
手話教室を探すには、以下の4つに注目すると選びやすいです。
- 教育方法
- コース内容
- 料金と時間
- 通いやすさ
この4つにした理由は、手話教室ごとの個性が表れやすいからです。言い換えれば差別化ポイントですね。
では、1つずつシンプルに説明していきます。
1. 教育方法
教育法は大きく分けると以下の2種類に分類できます。
- 現役手話通訳士から学ぶ
- ろう者や聴覚障害のある人から学ぶ
「どちらがベストなの?」と疑問に感じると思いますが、結論はどっちでもOK。
それぞれにメリット、デメリットがあるので以下の図を参考に選択してみてください!
教育種類 | メリット | 注意点 |
手話通訳士や通訳者などから学ぶ | ・聴者の言語で学べる・通訳士目線の意見を聞ける・学習の注意点を本人の経験則で学べる | ・聴覚障害者から直接学べない |
ろう者や聴覚障害者から学ぶ | ・当事者の意見を聞ける・日常会話に近い形式で学べる・手話を使わざるを得ない環境で学べる | ・一定の手話レベルが必要なこともある |
2. コース内容
コースは主に以下の4種類に分類できます。
- 初級者向け:手話をこれから始める人、指文字だけできる人など
- 中級者向け:少し手話に慣れている人、手話関連の資格取得を目指したい人など
- 上級者向け:手話で円滑なコミュニケーションレベルになりたい人など
- 通訳士向け:手話通訳士になりたい人、手話のプロを目指す人など
自分の目標や現状と相談しつつ、どのコースにするのかを決めればOKです!
3. 料金と時間
地域などによって少し差があるのが現状です。自分のポケットマネーと相談しながら決めるといいかもしれません。
一応、参考までに手話教室一覧にある全教室の平均金額を載せておきます!
- 授業1回分の平均金額:¥ 2,038円
※手話教室(31教室分)の初級コースで算出。料金体系が複数ある場合は最も低い金額のコースで計算。 - 最も多い設定の授業時間:90分
4. 通いやすさ
都市部の人は居住地または職場から近い教室、地方の人はオンラインが便利かなと思います。
ほとんどの手話教室は都市部にあるのが現状で、平日は午後〜夕方辺りがゴールデンタイムになります。なので、都市部に足を運ぶ人は通いやすい所が多いかなと。
ただ、コロナウイルスなどの影響でオンラインで学べる所も増えています。対面に強いこだわりがなければ、わざわざ通う必要はないかもしれませんね。
事前準備
最後に、一つ補足です。
自分に合った手話教室が見つかったら、今後ずっと使い続けられるツールを用意しておきましょう!
例えば、以下の辞典。これは図解で見やすいので僕も愛用しています。
基本的な手話表現の学習に使えるのはもちろん、自習などでの答え合わせにも役立ちます。
ぜひ、今後のパートナーとして傍らに置いてみてください!